思春期を迎えた子どもへ向けた、応援歌のような賛歌のような曲です。
子どもも小さかったですが、そのぶん私も若かった頃の録音です。
その子どもも今では親となりました。新しい応援歌を胸に日々を送っているのでしょう。
作っておいて、歌っておいて今さらなんですが。この曲を弾くたびに、歌うたびに、自分を見つけたりまた見失ってみたり。こしかたゆくすえを語るには、まだまだ早かったか、と思ってみたり。そしてまたひとつ年をとる。
アナログ人間を名乗りはしませんし、なれないし、デジタルの恩恵にソコソコ浴しつつも、やはり時に問いかけたくなる。この延長線上に我が身を預けるしかないのか?どこかおかしくないか?他の選択肢はないのか?この素晴らしいデジタルライフとは違う生活。。そんな思いを歌にしたらこうなりました。
富士山を見上げる街で三年半の単身赴任をしました。暮らし初めて一年が過ぎる頃に作った曲です。自由さと寂しさと何だか言葉では表せない感情。当時で54歳という年月が、自分に与えたものと奪ったものと。